この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
ご依頼者様の営む建設会社が、相手方から依頼を受けた工事を完成させたのですが、相手方は理由をつけてなかなか代金を支払おうとしません。そこで、この請負代金の回収を進めたいとのことで、ご依頼者様は、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
相手方に催告書を内容証明郵便で送付し、相手方との交渉を進め、分割払いで支払いをするよう説得することができました。その内容を合意書の形に落とし込み、それに基づき淡々と支払いをしてもらいました。
債権回収においては、全額支払いを強引に要求しても、そもそもそのような支払自体が不可能であったり、逆に、相手方がこちらに対して強い拒絶反応を示したりして、回収がより進まなくなる危険性があります。一方、支払いを相手の意思に任せっきりにすると、結局は1円も払ってくれない事態になります。そこで、相手方にこちらが支払いをしないと面倒な相手だと思わせて、支払いの優先順位を上げさせることが不可欠です。交渉の段階では、継続的に相手方にしっかり連絡をとりながら、相手方に一定程度配慮するような分割払いや、弁済の方法を提案することで、相手方が滞りなく払ってくれる場合もあります。債権回収においては、そういった交渉の押し引きも重要となります。